220814 パトリック・ハーラン / 『世界に通じる子を育てる』 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★パトリック・ハーラン / 『パックンの「伝え方・話し方」の教科書 世界に通じる子を育てる』
□『ツカむ!話術』
●Choose your battles.(戦を選べ)
戦うべきところ、譲る(ゆずる)べきところを選別しなさい。
□70年代を中心に流行ったイギリスのコメディアン団体
モンティ・パイソン 映画『ライフ・オブ・ブライアン』
●日本 スクールカースト
アメリカ クリーク(clique)派閥
自分のグループとしか交流しない人や派閥主義の人を「クリッキー」
●アメリカでは幼稚園の頃から「指摘」を学習します。
高校生になると、生徒どうしで指摘し合います。
そのときの鉄則としては、いいことも挙げること、役に立つ指摘をすること。
これは「建設的批判(constructive criticism)」と呼ばれ、
成長に欠かせないとされているものです。
批判は、ケンカにつながらない。
●ジャーナリスト マルコム・グラッドウェル『天才!成功する人々の法則』
●That’s a good question!(いい質問ですね)
本当にいい質問のときと、時間稼ぎに使うフレーズでもあります。
The only stupid question is the one not asked.
(唯一バカな質問は、聞かなかった質問だ)
日本「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
●自分が知らない、答えられない質問には、
「いい質問だね。パパ(ママ)も知らないから一緒に調べよう!」
●日本にはスピーチの「決まり文句」がある。
「決まり文句」をそのまましゃべるのではなく、
「決まり要素」をプラスして、考えてしゃべる。
「決まり要素」は次の3つです。
(1)自分の立場を表すひと言。
(2)自分の気持ちと相手の気持ちを表すひと言。
(3)これからの課題や挑戦したいことを表すひと言。
●子どもの言葉を引き出す方法として、
「Yes・Noで答えられる質問ではなく、話したくなるような質問」
キーワード 3つ
(1)Why(なんで)
(2)How(どうやって)
(3)If(もしも)
●叱るときは人格を否定せず、「やったこと」を注意する。
●「上手な誤り方」 3つのポイント
(1)まず、何をやったのか事実を認め、謝る。
(2)相手の気持ち、自分の気持ちを話す。
(3)最後は、これからのことを話す。
●より気持ちが伝わる「ありがとう」 3ステップ
(1)お礼の言葉を伝える。
「○○してくれてありがとう」
(2)今の気持ちを伝える。
「おいしいよ」「超楽しい」
(3)これからについて話す。
「またやってくれる?」「今度は僕から○○するよ」
□スタンフォード大学 デザイン学校 学長 バーナード・ロス
『アチーブメントハビット(人生をデザインする目標達成の習慣)』
「have to(しなければいけない)ではなく、
want to(したい)という表現を意識的に使いましょう。」
「but(しかし)ではなく「and(そして)」を使いましょう。
例:「パーティーに行きたいけれど、仕事がある。」
→「パーティーに行きたいし、仕事がある。」
「can’t(できない)ではなくwon’t(しない)を使いましょう。」
例:「行けない」→「行かない」
●とても緊張しているとき。
「落ち着け」と自分に言い聞かせる代わりに、
「ワクワクしてる。興奮してる。」と言い換えて言い聞かせる。
●アリストテレス
「弁論の目的は、「論破」ではなく「説得」にある。」
●説得に使う「エトス」「パトス」「ロゴス」
・エトス
話している人の人格的なものに働きかける説得要素。話している人を信用させる。
信頼度。
例:人格が優れている、品格がある、人柄がいい、センスがいい など
・パトス
聞いている人の感情に働きかける説得要素。心を動かす。
感情。
例:怒り、喜び、恐怖、愛国心 など。
・ロゴス
頭脳に働きかける説得要素。
その人の言うことを頭で考えて理解し、納得する表現のこと。
言葉の力。
例:論理性がある、理論的である、言葉遣いにセンスがある、など。
一見論理的に聞こえるけれど実際には論理に飛躍があるものも。
●Be nice.(やさしい人でいなさい)
We are lucky.(僕らは恵まれている、幸運だ。)
スポーツやゲームで、勝ったときも負けたときも、
Good game! Let’s play again sometime.(いい試合でした。またやりましょう。)
●失敗してくやしがったりがっかりしたら
「失敗してよかった、1つ賢くなったね。」
エジソン「私は失敗したことがない。1万もの”成功しない方法”を見つけたのだ。」
●うそをついてしまうと、その後、あなたの話を信じてもらえなくなるよ。
●英語で 甘やかす spoil(腐らせる)。
甘やかすということは、自立心、自制心を育てないということ。
●親は子どもに一生ついていく応援団。
●キャラクター当てゲーム
映画の登場人物などをカードに書いておきます。
1人がカードを引き、
自分からは見えないように、頭の上に持ってみんなに見せます。
「私は動物?」「私はプリンセス?」「私は空を飛べる?」などと質問して、
そのキャラクターを当てます。
●子どもの話に「どう反応したらいいか」の切り口
・子どもに「基本」から聞く。
・子どもの「好み」を聞く。
・子どもに「推測」させる。調べさせる。
・さらに「課題」を与える。
●ハーバード 幸福を研究している ショーン・エイカー氏
よかったことを思い出す習慣をつけると「幸せな脳」になるといいます。
そうすると、想像力、記憶力、仕事や学業においての効率などが上がるそうです。
