211112 ジム・ロジャーズ / 『世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60』 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★ジム・ロジャーズ / 『世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60』
●「株式が強いときは商品市場が弱く、
株式が弱いときは商品市場が強い。」
●金融危機以降、アメリカの政治家は、
ウォール街の友人を救うために資金を切り崩したのに対し、
中国は農業やインフラ投資という未来への投資を行おうとした。
私はこれを評価しています。
●大昔から、経済的に行き詰まると
政治家たちはお金を刷るという手段に走ってきました。
けれど歴史を紐解くと、この手の政策が長期的に、
いや短期的にさえよい結果をもたらしたことはありません。
自国通貨の価値を下げるということは、
結局不健全なインフレを引き起こし、
自国民を苦しめることになるのです。
●これからは農業の担い手が不足するので、
食料を生産できる人の将来は安泰です。
ライバルが少ないうちに始めれば、
「ここで働かせてください」と言ってくる人が現れますよ。
●水にまつわる問題は、戦争よりも深刻。
中国に関して、長期的な懸念は水不足です。
飲料水だけでなく、工業用水、
農業用水などすべてが問題になってくる。
これは戦争より深刻です。
人間は水がなければ生きていけませんから。
●子供たちにはいつもお金を得るために働きなさい、
そしてお金を貯めなさい、と教えています。
生まれてすぐブタの貯金箱を与えて、
ベッドメーキングなどの仕事をするたびに
アメリカや中国などの通貨を渡して、
そこに入れるように教育しています。
特にお小遣いなどは与えていません。
私は子供たちに仕事を持ってもらいたい。
労働はとても大事なのです。
若い人たち(ティーンエイジャー)には何かしらの仕事に就き、
労働について学んでもらいたいのです。
それが「難しい」とされる
お金を知るひとつの重要なステップになると思います。
●ロジャーズ 国際商品指数(RICIGLTR)
Rogers International Commodity Index Total Return