220805 浅野泰生 / 『自己肯定感を高めて職場の居心地をよくする方法』 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★浅野泰生 / 『自己肯定感を高めて職場の居心地をよくする方法』
●与えたものが得たもの。
自分が会社に対して提供できたものそのものが、自分に与えられたもの。
●財を残すは下、業を残すは中、人を残すは上。
●大きくなれる会社の経営者はある種の謙虚さをもっていて、
自分ではできないことをできる人に頼むことができます。
●出た結果について悔しがったり後悔したりしない。
終わったあとに悔しがっても点数はよくならないよ。
悔しがったり、感情をぶつけたりするのは試験前だと思うよ。
●果断・・・ためらわずに思い切ってすること。その態度。
●コントロールできるものとできないものを区別し、
コントロールできるものの中で最善を尽くすしかない。
自分がまず、出し惜しみすることなく
自分のやれることを徹底的に出し尽くすこと。
●心理学の用語「自動思考」
感情というのは、自分で思わないようにしようと思っていても、
勝手に心に浮かぶものです。
これを心理学の用語で「自動思考」といいます。
最初はそうした感情にフタをしたり、
思わないようにしたりするのではなく、
抱いた感情をそのまま受け止めることです。
「ああ、自分にはこういう感情が起こるんだな」と気づくことです。
自分の感情そのものは受け止めて、
そういうふうに思ってしまった自分を責めることなく、
感情そのものはあって良しとして、自分でそこに注目せずにいること。
消し去ってしまうのではなく、脇に置いておくイメージです。
●アメリカ コンサルタント トム・ラス『ストレングス・ファインダー』
●人は「やる気があるから行動できる」と多くの人が思っていますが、
逆もあり得ます。
「行動するからやる気が出てくる」ということがあり得るのです。
●自分が認識している事実と違うことであったとしても、
相手が思い込みの中で
そうした考えや気持ちをもっていること自体は事実です。
自分ではそれを一切受け入れるつもりはないけど、
相手がそうした考えや気持ちをもっていること自体を「受け止める」
ことにしたのです。
「言いたいことはわかったけれど、承服はできない」
これでいいのです。
●「やったことのないこと」は「できないこと」と捉えてしまっている。
しかし、
「やったことのないこと」と「できない」ことには関係はありません。
「やったことのないこと」でも「できる」ことがあるからです。
●「この仕事ができますか?」と問われたら、
必ず「(やったことはないし、できるとも言えないけれど)やります」
と答えてほしいと思います。
●人の悪いところを指摘するのは、
自分のところにブーメランのように返ってくるから覚悟がいります。
ブーメランが返ってこないようなときにもちゃんとしていられるように
自分自身を律することが重要。
●SBI法(Situation Behavior Impact)
どのシチュエーションのどのような行動にたいして、
フィードバックする側の自分がどのように感じたか。
例:「君の挨拶はいつも元気でいいな」ではなく、
「今朝も僕の目を見て挨拶してくれたね。
それで僕は一日気分よく仕事ができたよ」
●自分がお金を出せる範囲の自己投資ではなく、
求めるレベルの自己投資をしなければならない。
●「○○の件について、どうしたらいいでしょうか?」
「あなたは、どう思いますか?」「あなたなら、どうしますか?」
●いかにすれば可能かを語れ、なぜ不可能かを語る必要はない。
●ある住職 人間の究極の幸せ
(1)人に愛されること。
(2)人に褒められること。
(3)人の役に立つこと。
(4)人から必要とされること。
●すべては自分自身の捉え方次第。
自分の力が及ばないところに、
いくら気を揉んでも事態が好転することはありません。
得意不得意、できることできないことがある自分を認め、
目の前にある課題に出し惜しみすることなく最善を尽くすだけです。
そこから先の評価は相手に委ねるだけです。
相手がどう思うかは、相手の問題であって、
こちらが関わろうとしても手が出せない領域だからです。
