211025 落合陽一 / 『超AI時代の生存戦略』 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★落合陽一 / 『超AI時代の生存戦略 ― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト』
●テクノフォビア(テクノロジー恐怖症)
●明後日のことを考える前に明日のことを、そして今日のことを、
願わくはそれが地続きであるように、
今を起点として、見通せることを考えていかなければならない。
機械の管理によって人が働かなくてもすむような明るいディストピアは
願ってもやってこない。
むしろ今より悪くなった日常が続くだけだ。
●今の私たちの意識がコミュニティに分かれるのは必然だ。
逆に言うと、どこかにコミュニティを作って、
そこで自分らしければいいのではないかという
「世界を狭める考え方」をすれば、自分らしさが定義できる。
つまり、コミュニティを決めるほうが
自分らしさを探すことよりも重要なのかもしれない。
また、戦略的にはコミュニティを探すのではなく、
コミュニティを作る発想が重要であるのは、
ブルーオーシャン戦略の基本である。
●日本が高度経済成長期以降に得た、もしくは戦後に得た信仰は、
「お金を稼ぐことは正しくて、自己を実現することも正しい」という
「拝金と自己実現」の信仰のことだ。
●「自由意志や、自己実現以外の信仰とはなんだろう?」と考えると、
自分の価値基準を自分で作って、
自分で何か価値を決めて信仰していく
ということなので、それは意識してやっていくてはいけない。
●射幸心としての「ギャンブル的な報酬」と、
収集欲としての「コレクション的な報酬」。
それと、より体感的な「心地よさの報酬」というのもあるだろう。
その場の快楽的な報酬で、すごく気分のいいところにいられたり、
爽快感が得られたりという五感的な報酬だ。
これら3つの報酬が、物事の継続性を生む。
そういった報酬のデザインの中で、
最も自分に向いているものを選ぶべきである。