210827 堀江貴文 / 『ハッタリの流儀』 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★堀江貴文 / 『ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法』
●今後、仕事というのは、誰かから「引き受けるもの」から
自分の内的動機に従って「作るもの」へと変貌を遂げていく。
●
「労働はオワコン」になっていく。
「役立つ・意味がある」というのが絶対正義だった時代は終わる。
そのモノサシを捨て「面白い・心が動く」という基準で
日々の生活を組み立て、行動を変えてみよう。
そうやって、ひたすら楽しみまくっている人の元に、
人もお金も集まってくる。
●可処分「所得」の奪い合いの時代から、
可処分「時間」の奪い合いの時代に移ったと言われる。
つまり「財布をいかに開かせるか」から
「時間をいかに使わせるか」に変わってきている。
そして次は可処分「精神」の奪い合いだ。
心を預けてもらえるかどうかが問われてきている。
人は心を奪われて初めて時間を使う。
時間を使ったその後に、財布を開くのだ。
だからこそ自分の努力の過程を、成長の軌跡を、
自分の言葉で発信し続ける。
こうして自分を応援してくれるファンを増やしていく。
心を奪い、巻き込んでいく。
通勤途中に毎日野球の練習をしている少年を見ていたら、
自然とその子の成長が気になってしまうのではないだろうか。
毎日触れていると、次第に自分ごとになっていくのだ。
●SNSで情報をダダモレさせて、
人間性をさらして、心を奪い、共感を得る。
これからの時代、「お金持ち」より「共感持ち」のほうが
価値が高いと言えるだろう。
□前田裕二『メモの魔力』
●ハッタリ人間たちは、
「やったことはないけれど、きっと自分だったらできるはず」
だと信じている。
つまり、他人より先に自分に対してハッタリをかましているのだ。
●ハッタリというのは、
相手に大きな驚きを与えて気持ちを引きつけるのと同時に、
信用を得るためのツールでもある。
信用というのは、他の人があなたをどう評価するかであり、
不確実で主観的なものである。
だから、相手に信用してもらうためには、
「これだけの価値が自分にはあります」と、
積極的にアピールしていく必要がある。
このときに、あなたを大いに助けてくれるのが、「ハッタリ」なのだ。
●ここでいう信用とは「できます」と断言する「覚悟」のことを言う。
ハッタリとは、
できると言い切って、辻褄を合わせる「覚悟」のことを言うのだ。
そして、それが10も100も積み重なると「信用」に変わる。
●誰しも一度は、「ラクして成功したい」と思ったことがあるだろう。
しかし、目先の苦労を避けることはできない。
ラクができる状況のようなものは、
大きな苦労をした先にこそ待っているものだからだ。
周りの人から「苦労しているな」と思われるようなことをとことんやって、
その先にあるラクをつかんでいく、というのがむしろ正解なのである。
仕事や人生においてラクをすることを、
僕は「掛け算を使う」と言っている。
普通なら足し算を使い、10+10で20の成果を出すところを、
掛け算なら10×10で100の成果を出すことができる。
同じ時間、同じ費用、同じ労力であっても、
結果には大きな差が生まれることになる。
この掛け算の土台を、実は「足し算」という下積みが支えていることを
忘れてはいけない。
大事なことは、最初から掛け算が使えるわけではないということだ。
まずは、ゼロを1、2、3と一つ一つ積み上げ、
掛け算のベースとなる値を獲得しなければいけない。
他力を使って掛け算する前に、足し算でまず自力を底上げしておくのだ。
今の僕があるのは、小さな成功体験を積み重ね、
自分の殻を打ち破ってきたからだ。
何者でもなかった自分を、少しずつ更新してきた。
もちろん、一夜のうちに変わったわけではない。
すべて、地道な足し算の結果にすぎないのだ。
一つのことに集中して成功を収め、名の知れた人物になってしまえば、
それからはどんどん掛け算が可能になっていく。
●本気で努力をする人は意外といない。
大体が65点ぐらいまで。100点までやる人なんてほとんどいない。
そして120点までやり切る人間は皆無だ。
だからこそ「努力」はコスパがいい。
●僕はいまだに、
今日より明日のほうが少しでも改善できているように、
毎日毎日努力し続けている。
この地道な努力こそが、足し算になる。
●楽しみながら地道に続けていくことで、価値を積み上げていくことができる。
これこそが、足し算の力だ。
●どうしたら、もっとうまくいくだろう、
どうやったら成果が出せるだろう。
昨日より今日をよくするために、トライ・アンド・エラーをし続ける。
●いま努力がつらくても、焦らなくて大丈夫。
「努力」が楽しくなるのは、少し自分が得意になってからだ。
自転車に乗れない子どもは自転車が楽しいとは思わない。
最初は転んだり、倒れたりしながら、何とか乗り方を覚える。
そして、ある程度勝手がわかってくると、
そこから楽しくなってくるのだ。
●たくさん叱られたし、批判もされた。
でも、そんなことは気にしない。
「人はいろいろ言うけれど、そのうち飽きる」
「他人は自分になんて興味がない」ということが、分かっていたからだ。
折れずに、前に進む。
周囲の声なんかに振り回されず、好きなことだけをやり続ける。
結果的に、そうしていたほうが何事もうまくいった。
だから、僕はあなたにも「好きを貫くこと」を諦めないでほしいと思う。
●人生は短い。
せっかくなので、人を揶揄したり、揚げ足をとったりして、
舞台の袖から石を投げる人生はやめにしよう。
舞台のド真ん中に立ち、堂々とハッタリをかまして生きていこう。
できないことは、何もない。
さあ、行動だ。