200210 齋藤孝 / 『小学校では学べない一生役立つ時間の使い方』 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★齋藤孝 / 『小学校では学べない一生役立つ時間の使い方』
●「時は金なり」
時間はお金と同じ、いやそれ以上に大切な財産なんだ。
自分の時間は他人の時間を取りかえることはできないし、
一度過ぎ去った時間は、二度と取り戻すことはできない。
後で後悔しないために、子どものうちから、
時間を上手に使う練習をしておこう。
●やるべきことを早く終わらせれば、自分の自由な時間も大切にできる。
自由な時間をつくるためには、勉強や習い事などやるべきことを
テキパキと終わらせて、ムダな時間を減らす必要がある。
●未来の時間を上手に使うためには、管理することが大事。
学校の時間割もそのひとつ。
その日に何を勉強するか決まっているから、
時間をムダなく効率良く使える。
あらかじめ時間の使い方を決めて管理すると、
頭の中で予測して準備することができる。
次はこれ、次はあれ、という風にリズムができるからあわてずに済む。
1週間のリズムも大事だから、やるべきことを決めて、
カレンダーや手帳に予定を書き込むようにしよう。
後で後悔しないためにも、未来の時間を管理する習慣を身に付けよう。
●1週間、7日間のうちでも、元気な日と疲れてくる日があるから、
いつ大事なことをやったほうがいいか考えよう。
●1か月は4~5週間、1年は52週間だから、
1週間ごとの計画で君の未来は決まるよ。
●3色ボールペンで、
赤・・・すごく大事なこと。必ずやる。
青・・・まあまあ大事なこと。できればやる。
緑・・・自分だけがやりたいこと。好きなときにやる。
赤はあまりつめ込みすぎないようにしたほうがいいよ。
●手帳に予定はもちろん、
面白かったことや気になったことも書いておくと、
後で見返したときに楽しめる。
●目標を決めて、できたことが増えると、毎日が面白くなってくるよ。
●もしできなかったとしても、予定を立て直して、
またチャレンジすればいいからね。
●ピーター・ドラッカー
「現代経営学の父」とも呼ばれている。
「マネジメント(経営の管理)」「民営化」「知識労働者」
といった言葉を生み出した。
「時間をマネジメント(管理)できない者は、
他のなにものもマネジメントできない」と言っている。
●時間管理法「アクションプラン」
具体的な計画を作って実行するやり方。
行動する前に目標をつくり、それをいつまでにやるかを決めて、
計画に沿って実行。
●集中力は、練習することで高まっていく。
●作家 スティーヴン・キング「外界シャットアウト術」
「この時間はこの場所で勉強して、他のことはやらない。電話にも出ない」
と決め手、シャットアウトしていた。
●物理学者 アルベルト・アインシュタイン
集中するときは集中するけど、リラックスする時間も取り入れることで、
メリハリのある生活を送っていた。
●南方熊楠(みなかた くまくす)
何でも書き写していくことで、知識を自分のものにしていった。
数年がかりで、全105巻の百科事典を書き写したこともあるそう。
●知識の「入力」と「出力」をくり返して、知性を磨く。
●勉強や仕事ができる人を見ていると、時間に遅れないどころか、
いつも余裕を持って行動している人が多い。
行きあたりばったりでやっていると8時間かかることも、
計画的に段取りよく進める人は5時間で終わらせたりしている。
すると、あまった3時間は遊べるんだよね。