210128 旺文社 / 『自信の育て方』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★旺文社 / 『学校では教えてくれない大切なこと(14) 自信の育て方』

●自分を信じる力を育てるために大切なことは、

 だれかに勝つことでも、だれかにほめてもらうことでもありません。

 自分をよく知り、自分はどう思うかを大切にして行動することで、

 自分を信じる力が育っていきます。

 それは、幸せに生きるための土台になるものです。

●何かを決めるとき、

「親にすすめられたから」「友だちと同じでいたいから」という理由で

 決めてしまうことがあるかもしれないね。

 そんなときも、自分は「本当はどうしたいか」を考えてみよう。

 たとて自分のしたいようにできないときも、

 自分の「本当の気持ち」を知っていることが大切。

●「自分がどうしたいか」を考えることができたら、

 それを実現するために行動に移してみよう。

●自信を育てるサイクル(1~3のくり返し)

(1)自分の気持ちを知る。

(2)自分はどうしたいか考える。

(3)考えて決めたことをやってみる。

●自分で考えているだけだと、

 1つの見方にかたよってしまうことがあるね。

 いろんな人の意見を聞いたり、情報を集めたりすると、

 視野を広げるのに役立つよ。

 物事には、いろんな見方があることを知るのが大切なんだ。

 いろんな考え方や方法があることを知っているだけで、

 くじけそうになったときも、「何とかなる」と自分を信じることができるよ。

●自分で決めたことを実行するのは、勇気がいるときもあるね。

 もし、予想した結果にならなくても大丈夫。

 うまくいかなかった経験から、もっといい方法を思いつくかもしれないよ。

「まずはやってみる」ことが、大切なんだ。

「自分で決めて、行動する」ことが、自信につながるよ。

 ただし、自分でよく考えたことなら、

「今はチャレンジしない」「やめておく」と決めても、まちがいではないよ。

 大切なのは、自分で考えて決めることなんだ。

●結果よりも、「自分で考えて行動できた」ことをほめよう!

●自分のことをよく知ると、自分と仲良くできるね。

 自分と友だちになると、不安なときや失敗したときも、

 自分で自分をはげますことができるよ。

 自分で自分をはげまして、がんばれる。

「何があっても、自分は大丈夫!」と思える。

●同じ場面でも、性格によって、感じることはちがうよ。

 自分の性格や考え方のくせを知っていると、

 自分に合った解決法を見つけるのに役立つよ。

●自分の性格について、家族や友だちに聞いてみよう。

 自分が思っていることとはちがう面をおしえてもらえるかもしれないよ。

●いろんなできごとが起きたときに、

 自分の気持ちを観察するくせをつけると、自分のことを知るのに役立つよ。

●気持ち観察シート

 気持ち(悲しい、不安、うれしい・・・)と

 気持ちの大きさをグラフにする。

●不安になるのは、

「悪いほうへ考えてしまう」くせがついているからかもしれないね。

「また悪いほうへ考えてしまっているな」と気づけたら、大丈夫!

 深呼吸することや、気持ちを落ち着かせる言葉を言うことも、

 不安を減らすのに役立つよ。

例:きっと大丈夫!、リラックスしよう。

●どうして人目(ひとめ)が気になるのかな?

「いい子だと思われたい」「きらわれたくない」

「変だと思われたくない」などの気持ちがあるんだね。

 立ち止まって「自分の本当の気持ち」を考えよう。

「人からどう思われるか」よりも、

「自分はどう思うか」を大切にして行動すると、自信が育っていくよ。

●自分で決めたことを最後までやりとげると

「やりとげられた」という達成感がわいて、

「自分は、できるんだ」という気持ちが育っていくよ。

 続けるのが苦手なキミも、やり方を工夫すれば、きっと続けられるよ。

 毎日ちょっとずつやってみる。

 続けられたら、ちょっとごほうび。

●自分が好きになれないキミは・・・

 自分と仲良しでいよう。

 自分の悪口を言うと、自分と仲良くできないね。

 自分を大切にして、自分を好きでいよう。

 好きなこと、得意なことをしよう。

 自分の好きなことや得意なことに打ち込んでいると、

 自分を好きな気持ちがどんどん育っていくよ。

●人と関わるのが苦手なキミは・・・

 この社会では、人はみんな、助け合ったり、

 協力しあったりして生きているよ。

 人とのつながりは、生きることの基本なんだ。

 みんなで協力すると、

 友だちのいろんな面を知ることができる。

 一人では体験できないことが体験できる。

 人に興味をもち、人と関わると、

 いろんな発見があり、視野が広がる。

 一人でやるよりも、楽しいこともある。

●自分のいいところを見つけよう。

 人には、いろんな「いいところ」「長所」があるよ。

 自分では気づいていなくても、たくさんのいいところがあるんだ。

 キミに当てはまるものを探してみよう。

 短所だと思っていたことも、見方を変えると長所になる。

 自分や友だちの「短所」について、見方を変えてみると、

「長所」がたくさん見つかるかもしれない。

例:心配性 → 計画的・慎重

  あきっぽい → 好奇心・行動力がある

  主体性がない・人目を気にする → 協調性がある・気配りができる

  がんこ → 意志が強い

  厳しい・きつい → まじめ・理想が高い

●自分と考えがちがうときは、相手に質問してみよう。

 いろんな意見を出し合うと、もっとステキな考えが生まれるよ。

 みんなと協力して問題を解決できたことが、自信につながる。

●得意なこと、向いていることは、人によってちがうよ。

 お互いの得意なことをいかすと、協力しやすくなるね。

●一人ではできないことも、

 仲間と協力すれば、きっとできる!

 仲間と一緒にやりとげると、よろこびも大きいね!

 一人だとくじけそうでも、

 応援してもらえると、がんばれる!

 悩みがあるときも、相談できる人がいると、「大丈夫」と思えるね。

 話を聞いてもらうだけで、気持ちが楽になることもあるよ。

●自分も、仲間も大切にしよう。

 自分の気持ちや考えを知ろう。

 気持ちや考えを伝えよう。

 相手に興味をもとう。

 相手の話をよく聞こう。

●緊張するとき

 緊張するのはダメじゃない。

 自分の力を発揮しようとして、集中している証拠でもあるんだ。

 どうして緊張するのかな?

「うまくできるか不安で緊張するなあ」などと、

 気持ちを言葉にして言ってみよう。

 深呼吸して落ち着こう。

 深呼吸して、「緊張しても、大丈夫」と言ってみると、心が落ち着くよ。

 うまくいっているところを想像しよう。

「試合の本番で実力を発揮しているところ」

「人前でリラックスして発表しているところ」など、

 うまくいっている自分をイメージしてみよう。

 がんばった自分をほめよう。

 緊張する場面を乗り切ったら、頑張った自分をほめてあげよう。

 緊張するのは、自然なこと!

 緊張する場面を経験することも、自信につながる。

●めんどうくさいとき

 自分の「やる気のスイッチ」を見つけよう!

・簡単なことからやってみる。

・だれかと一緒にやってみる。

・楽しんでみる。

 見方を変えてゲームのように取り組む。

 めんどうくさいことを先にやったほうが、楽しめる。

 しなければならないことをやり終えていないと、

 気になって、思い切り楽しめない。

 しなければならないことをやり終えていると、

 遊びも思い切り楽しめる。

●自分でやる気が出せると、

・人に言われる前にやり終えて、気分がいい。

・自分のことを「できる自分」だと思えて、自信につながる。

 自分でやる気のスイッチを入れられると、自信がもてるようになる。

●どっちもイヤ!なとき

 心のなかに、反対の2つの気持ちがあることに気づこう。

 それはどうしてかな?

例:謝りたくない VS 仲直りしたい

 自分はどうしたいのか考えよう。

 何もしないで待っていると、よけいイライラすることもある。

 いろんな解決方法を考えてみよう。

 解決方法は1つではないよ。自分にできる方法がきっと見つかるよ。

例:手紙、電話

●人とくらべて落ち込んでしまうとき

 落ち込むのは、がんばりたい気持ちがあるから。

「自分も、もっと成長したい」「がんばって、できるようになりたい」

 という気持ちがあるからだよ。

 人と同じでなくてもいい。

 兄弟は兄弟、私は私。

 得意なことは、一人ひとりちがうよ。

 だから、兄弟や友だちと、同じようにできなくても大丈夫なんだ。

 くらべられて悲しいときは、

 悲しい気持ち、つらい気持ちを正直に伝えてみよう。

「本当は」どうしたい?

 自分の好きなことや得意なことは何だったかな。

 本当にやりたいことを考えると、

 人とくらべずに、自分らしくいられるようになるよ。

 キミには必ずステキなことがあるよ。

 自分のよさに、自分で気づけるようになるといいね。

●どうしたらいいかわからないとき

 きっとなんとかなるよ。

 原因をさぐろう

 どうして困った状況になったのか、

 原因を考えたり、出来事をふり返ったりしてみよう。

 どうしたらいいか考え、やってみよう

 自分はどうなってほしいか、自分の気持ちを見つめて、

 できることを考えてみよう。

 いったん別のことをしてみよう。

 がんばってうまくいかないときは、

 少し時間をおいてみるのも、1つの方法だよ。

 いったん忘れてリラックスしたり、

 楽しいことをしたりしていると、よい考えがうかぶかもしれないよ。

 別のとらえ方をしてみよう。

 同じ出来事でも、ちがうとらえ方をしてみると、

 別の解決方法が見つかったり、

 前向きな気持ちになれたりするかもしれないよう。

 キミには、ピンチを乗り越える力がある!

●がんばりすぎて、心と体がつかれたら

例:眠れない、食欲がない、なんだかゆううつ

「つかれているなあ」「ストレスがたまっているなあ」と感じたら、

 早めに休んでリラックスすることが大切だよ。

 十分な睡眠をとろう

 リラックスを心がけよう

・気分転換のリストをつくろう

 心がつかれているときは、楽しいことを思いつきにくいんだ。

 元気なときに、自分の好きなことや、

 すると楽しくなることのリストをつくっておこう。

 自分で気持ちの切り替えができることは、自信につながる。

・深呼吸してリラックスしよう

 目を閉じて、ゆっくり呼吸して、吸う息、はく息を感じてみよう。

 呼吸に集中すると、気持ちが落ち着くよ。

 静かに座り、ゆっくり呼吸しよう。

 ゆっくり鼻から息を吸い込み、はいてみよう。

 鼻の中を空気が出たり、入ったりするのを感じよう。

 おなかの動きに気づこう。

 息を吸うときにはおなかがふくらみ、はくときにはへこむのを感じよう。

 呼吸に注意をもどそう。

 途中で気が散っても大丈夫。

●キミは一人じゃないよ。

 悩みがあるときは、一人でがんばりすぎず、

 まわりの人に気持ちを話してみよう。

 話を聞いてもらうだけで、気持ちが落ち着くこともあるよ。

 弱音をはくことは、悪いことでも、はずかしいことでもないよ。

 まわりの人に「助けてほしい」と言えることは、

 正直で、勇気のあることなんだ。

 キミのまわりには、助けてくれる人がたくさんいるよ。

 友だちが悩んでいるときは、キミも話を聞いてあげられるといいね。

#読書 #人生訓 #自己啓発

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