211228 ルー・タイス、苫米地英人 / 『アファメーション』 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★ルー・タイス (著)、苫米地英人(監修)、田口未和(訳) / 『アファメーション』
●私はもっと大きな人間になれる。もっと多くのことができる。
もっと多くを手にすることができる。
●「そんなことはありえない」「うまくいくはずがない」
と早急に決めつけないでください。
少しのあいだ、判断を保留してください。
そうしないと、”現実的”になりすぎてしまいます。
●何を達成するかは、ほとんどの場合、
何を信じるかによって決まります。
●「私は何になりたいのか。私は何をしたいのか。」
●私たちが何かを「しなければならない、さもないと」と感じると、
それを避けようと、非常にクリエイティブになります。
すべての目標は
「したい」「~を選ぶ」「好む」「大好きだ」「これは自分の考えだ」
の気持ちに基づいたものでなければなりません。
●ピグマリオン効果
頭の中に自分の望む状況を思い描き、
それを頭の中にとどめておくことができたら、
あなたがその状況下で他者に対してとる行動は、
彼らから期待する行動を引き出します。
私たちが特定のイメージを持って他者を扱うと、
彼らはそのイメージどおりに振る舞うようになるということ。
●潜在意識は真実を発見することより、
自分が信じていることが正しいのだと証明することのほうに力を注ぎます。
●スコトーマ
心理的盲点。
目が見えないことを意味するギリシャ語。
スコトーマとは、周囲の環境に対して感覚を遮断している状態です。
●答えはそこにある。今はまだ見えていないだけだ。
でも、すぐに見えるようになる。
●アファメーション(スマートトーク)
建設的なセルフトークのこと。
●私たちは真実に従って考え行動する。
ただしそれは、自分が信じる真実である。
●頭の中では過去の「成功」だけを再生し、
「これが私だ。次にも同じことを繰り返そう」
と自分に語りかけてください。
そうした思考が成功を育てます。
●もし自分や誰かのことを悪く言ってしまったら、
すぐに「今のは自分らしくなかった」と認めて修正しなければなりません。
●コンフォートゾーンを離れる前に、
アファメーションと視覚化のプロセスを使って
「自分がどこに属するべきか」についての内なるイメージを更新しておけば、
実際そこに行った時に緊張を感じることはありません。
たとえば、子どもが幼稚園に行き始めるときには、
数日前ではなく、数ヶ月まえからそのことについて話し、
心の準備をさせておきます。
●必要が生じてはじめて認識できる。
目標設定は必要を生むことにほかならない。
●母が私に何を望むかではない、
上司が私に何を望むかではない。
重要なのは周りの人が言うことではない。
私自身が何を望むかだ。
●エフィカシー(自己効力感)
事を起こし実現させていく力のこと。
「できる」と信じて行動を起こす力。
●たしかに、誰かに認めてもらって許可を得てから動くほうが簡単です。
あなた個人の成長を妨げる最大の障害は、
誰かが許可を与えてくれるのを待ち、
君なら大丈夫と言ってもらえるのを待とうとする姿勢です。
自分に許可を与える方法を身につけましょう。
次のステップに進むために、ビジネスチャンスをつかむために、
新しい市場に向かうために、自分に許可を与えるのです。
必要なら、自分だけの通過儀礼と認定手順を考案してもいいでしょう。
組織から離れ、全責任を自分で引き受ける必要があるかもしれません。
そのためには自分に許可を与え、動きがとれるようにしましょう。
誰かに認めてもらうのを待たないことです。
あなたを祝福し、次のステップへの許可を与えるのはあなた自身なのです。
●物事がうまくいったときは
「よし、これは今の自分らしい」と言って、
成功を自分のものとして取り入れることを学んでください。
そして失敗したときは、
「あんなことをするのは、私らしくない」と言って、
そのイメージが変化するまで、
次の機会にするつもりのことを語り、書き出し、
自分のものとして消化していくようにしてください。
●アメリカ軍は、環境上のコンフォートゾーンのコンセプトを理解しています。
どの国にある米国陸軍の兵舎も、
アメリカ国内にある米国陸軍の兵舎と同じ外見をしています。
部隊を新たな環境へ移動させるときは、
その部隊のコンフォートゾーンごと移動させるということを
軍はわかっているのです。
●前もって新しい状況を思い浮かべて潜在意識に刷り込み、
その状況を自分にとって
物事がそうあるべきというイメージの一部にする方法を学べば、
あなたは大胆な気持ちになって、
次のレベルなり状況なりへ安全に進んでいけるでしょう。
●コンフォートゾーンを広げようとして、失敗をすることもあるでしょう。
でも、それで自信を失ってはいけません。
あれこれ考えすぎず、気にしないようにしてください。
あっさり笑い飛ばして、
「自分はこの程度じゃない。もっといい結果が出せるんだ。
次はちゃんとやるさ」と言うのがいいでしょう。
そうして先に進むのです。
立ち直る力を身につけ、
燃えさかる理想を内面に持ち続けるようにしましょう。
●オズの魔法使いのストーリー
自分自身やほかの人に
ポジティブなアファメーションを与えることの大切さを説いています。
●「権威者」がアファメーションを与えて通過儀礼を行うだけで、
人生が変わってしまうほどの影響力があるのです。
例:軍 セレモニーに参列。勲章を与え、あなたは勇敢だと宣言すると、
兵士は自分が勇敢だと”感じる”のです。
研修医 卒業式。帽子とガウン。壇上に上がる。
医学部長が宣言すると、手術ができるようになる。
●将軍がある将校のいる前で、筆者に対してその将校を称賛。
→将軍は筆者を利用して、自分がどれほど将校を称賛しているか、
どれほど勇敢だと思っているかを大佐に伝えました。
実は筆者に話しかけるようにして、将校に話しかけていたのです。
彼は、三人称を使ったアファメーションの達人だったのです。
●信頼性を高める3つの要素
(1)類似性
相手がまず考えるのは、「自分とどこが似ているか?」ということです。
何らかの共通点を見つけると、相手は信用してくれます。
(2)適正
「前にも同様のことをした経験があったとしたら、
それをうまくやり遂げただろうか?」
その分野の専門家でなくても、
同じようなタイプの人間をうまく指導したり監督した経験があるとわかれば、
信頼が得られます。
(3)知識
自分の発言をよく理解していると、信頼を得ることができます。