210616 松本圭介 / 『脱「臆病」入門』3 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★松本圭介 / 『脱「臆病」入門 自分をすり減らさず満足な毎日を過ごすための実践術』
●自意識過剰
自分が人にどう見られているのか気になってしかたないこと。
●どんなに努力を重ねてきていても、
自分にもまだ足りない部分があるし、
誰にだって苦手なことや不得意なことがあるのだから、
他人のことをとやかく言うことなんてできない。
自分というものをよく知っているからこそ生まれる自然な謙虚さ。
●過去を悔やんでも仕方ありません。
未来のチャンスは
現在の自分の思考や行動の積み重ねによってもたらされるもの。
●求不得苦(ぐふとくく)
求めるものを得られない苦しみのこと。
●自意識を抑制するには、
「自分を他人と比較しない」ことが一番効果的です。
●「人にはそれぞれ個性があるんだし、
育った環境や置かれた状況も違うんだから、
自分の幸せを他人と比べても仕方がない」
というのは、みんな建前としては理解しています。
●わたしのものさしの相対化
わたしのものさし、つまり自己中心的な損得勘定のものさしを
唯一絶対のものとして重くとらえるのではなく、
重きを置くに当たらない気まぐれなものとして、
ほどほどに付き合っていくということ。
●人間はもともと嫉妬深い生き物なので、
自分と他人を比較し始めるとキリがありません。
それならばまだ、今の自分と過去の自分を比較するほうがよいでしょう。
過去の自分と比べて、今の自分が思いがけなく成長していることに気付けば、
大きな自信につながるでしょう。
●「存在の不安」
心の底からの無条件な安心感を持てないこと。
●「帰るべき家がある」
たとえどんなことがあっても自分を受け入れてくれる存在を
心の中に持っている、ということ。
●本来、「お互いさま」というのは、
「人は誰でも他人に迷惑をかけずに生きることなどできないのだから、
助け合って支え合って生きていきましょう」という意味で、
まず「感謝」ありきでした。
そこには、「誰かに恩をかけてもらったら、
自分もいつか誰かを同じように助けてあげるとか、
社会全体の中で恩返しすればいいじゃないか」という気楽さがありました。
今では、「お互いさま」=「ギブアンドテイク」、
つまり恩の貸し借りの関係ととらえられてしまっています。
●ギブアンドテイクの「お互いさま」から、
感謝の「おかげさま」の世界へと入っていくことが大事です。
●自分が人に何かをしてあげるときも、
「あなたが喜んでくれれば私も幸せ」と受け止めて、
恩の貸し借りを意識しないこと。
●誰かのために「喜んで手放す」。
●三種類の布施
(1)財施
お金や衣服、食料などの財を施すこと。
(2)法施
仏教の教えを説くこと。
(3)無畏施
災難などで苦しんでいる人を慰めて恐怖心を取り除くこと。
●一貫性の罠
誰もひとつの決まった〇〇キャラを一貫して保つことなど、
どう考えてもできません。
「自分を変えていいんだ、ありのままでいれば変わるのが当たり前だ、
一貫性に縛られずにマイペースにいこう!」という発想の転換をすること。
何キャラと言われても、「そうかもね」と受け流して、
ありのままの自分でいましょう。
●知ったかぶり、できるようなふりといった「〇〇のふり」をしない。
「○○のふり」を重ねると、
素の自分とキャラの距離がどんどん離れてしまい、苦しみが増していきます。
気持ちや考えと言動をできるだけ一致させることも大切。
●人が変わることはすなわち成長することであると、心に刻むこと。
昔と比べて変わった人、これから変わろうと努力している人を、
批判しないこと。