210322 成毛眞 / 『情報の「捨て方」』3 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★成毛眞 / 『情報の「捨て方」 知的生産、私の方法』
●情弱な人は、
あるひとつの情報を、情報の流れの一部として捉えずに、
独立した情報として受け止めている。
目の前の情報は、独立した点として捉えずに、
流れや構成の中の要素であると心得ること。
●面白かったことは覚えていても、内容をきちんと覚えていない。
理由は、「後で他人にその面白さを伝えるために
観たり読んだりしていない」から。
誰かに情報を発信することは、
自分の中で情報を整理することに等しいのです。
●すぐに取り出せるように「アウトプット」しておく
SNSを”自分”のための情報発信に使う。
●プレゼンのコツ
(1)原稿を棒読みしないこと。
(2)原稿をパワーポイント上に書かないこと。
代わりに、写真やイラスト、グラフなどを書く。
●落語家 二代目 桂枝雀(かつらしじゃく)
笑いの理屈を研究
「緊張と緩和」
かしこまった場に、
それにふさわしくないものが登場すると、笑ってしまうというもの。
●身に付けるつもりもなく摂取してきたものは、
年月を経るうちにいつのまにか、
豊かな人生を送るのに欠かせない教養と呼ばれるものに変貌を遂げています。
情報を入手し続けることの目的は、
得た情報を活用することよりも、むしろ、
情報に負けてしまわない基礎体力を作ること、
そして、いつか思い出せる教養という名の思い出を蓄積していくこと
だと言っていいでしょう。
●「捨てたつもりで捨てていない状態」がベスト
本を読むとき、付せんを貼るのは、忘れることを前提とした作業なのです。
「前に読んだ本に書いてあった」ことだけ思い出せれば、十分です。
あとは、本棚の前に立ってその本を探し出せば、
そこには以前読んだときと同じ情報が書かれています。
●教養とは「捨てきれない情報」のこと
教養があれば、得た情報が、
自分の持っている教養の何に「似ているか」がわかります。
何と「相性がいいか」がわかります。
何と「組み合わせたら面白いか」がわかります。
この”何と”を多く持っていれば持っているほど、
その人はアイデアを多く生み出せるわけです。
●これから新たな教養を身につけたければ、
長く続けられるもの、
自分の周りの人があまりやっていないものを始めることです。
□ジェラルド・ダレル『積みすぎた箱舟』
生物学者のフィールドワークを冒険物語風に描いたノンフィクション。
●何かをするには、何かをしないことを選ばないとならない。