210217 小山龍介 / 『会計HACKS!』3 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★小山龍介 / 『会計HACKS! 楽しんで資産を増やすお金のコツと習慣』
●家計における利益=節約額=貯金額
●節約は絶対額で考える。
例 100万円の商品が1%割引になる。
1万円のものが半額になる。
1万円が半額になるほうを選びがちだが、
絶対額で言えば、
100万円の1%割引 → 1万円引き
1万円の半額 → 5000円引き
100万円の1%割引が倍、お得。
●人はパーセンテージに惑わされてしまう。
●大きな金額になると金銭感覚が麻痺してしまう。
●参照点依存性
「~にしては安い」「~の割には安い」
●年間の節約目標を立てる
●プリペイド予算管理術、プリペイド節約法
あらかじめ決めておいた予算をプリペイド型ICカードにチャージしておき、
その予算内でやりくりする。
ゼロになったらその月の予算は終了なので、翌月になるまで我慢する。
自動チャージ機能は、必ずオフにする。
ICカードは履歴が残るという利点がある。
●ラテマネー、見えない負債
□デヴィッド・バック
『自動的に大金持ちになる方法~オートマチック・ミリオネア』
大金持ちになるためには大金を稼ぐ必要はなく、
それよりも一日数ドルのラテマネーを節約することが大切。
習慣化してしまい、無意識のままお金を費やしてしまっている状況
「お金の生活習慣病」と呼んでもいいでしょう。
●価格の妥当性
絶対的な基準があるわけではなく、
「この程度だから」という相対的な基準で決まります。
●会計 豆大福問題
製造原価30円、販売価格が100円の豆大福を落としてしまった。
何円の損失でしょうか?
(1)原価の30円
(2)利益の70円
(3)販売価格の100円
売れるものを失ったことにより、
販売価格100円を得られる「機会を失った」と考えることができる。
ラーメン屋が原価100円のラーメンを300円で提供。
お客さんがラーメンをこぼしてしまったので、
新しいラーメンを作ってあげた。この場合の損失は?
売上は変わらず、ラーメン2つ分に原価が増えたので、
原価100円の損失。
一日の最後にはいくつか売れ残ってしまうドーナツ屋が
原価30円、販売価格100円のドーナツ1個を落としてしまった。
この場合の損失は?
毎日売れ残りが出ているので、実は、損失はゼロ。
●費用の考え方
(1)機会費用(オポチュニティコスト)
そのことによって、本来得られたはずの利益を犠牲にしてしまう
という意味での費用。経営判断で重要となる費用の考え方。
(2)原価
商品を作る上で発生する費用。
(3)埋没費用(サンクコスト)
すでに発生した費用で、経営判断するときには無視してよい費用。
□中元文徳『豆大福分析からはじまる損得勘定学入門』