200205 ひきたよしあき / 『机の前に貼る一行』4 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★ひきたよしあき / 『机の前に貼る一行』
●すきっていいね、たのしいな
詩人 谷川俊太郎の言葉。
すき好きノート
「このノートには自分の好きなものしかかかない」と決めます。
好きな動物?好きな大人?好きな色?どこが好き?
とにかく自分が好きだと思うものだけを
絵でも文章でもいいからかきましょう。
はずかしがらずにどんどんかくのがコツです。
●いただきます ごちそうさま
「いただきます」は、「命をいただく」という意味だと言われています。
自分のために大切な命を差し出してくれた動植物に対して、
私たちは「命をいただきます。いただいた命をむだには使いません」と
心をこめて「いただきます」と言います。
「ごちそうさま」の「ちそう」は、「馳走」と書きます。
お客さまのために走り回ること。
料理をしてくれた人は、あなたのために忙しい時間をけずって
おいしいものを作ってくれたのです。
その走り回ってくれたことに感謝して、
「ごちそうさま」とあいさつするのです。
●おまへ(え)はなにをして来たのだ
中原中也「帰郷」からの一節。
●モンゴメリ『赤毛のアン』に出てくる言葉
「いま曲がり角にきたのよ。
曲がり角を曲がった先に何があるのかは、わからないの。
でも、きっと一番よいものにちがいないと思うの。」
●心触りまで良い本を。
杉浦範茂(すぎうらはんも)『絵本の絵を読み解く』に出てくる言葉。
●笑わせた人が勝ち
「だれかを笑わせることは人間にしかできません。
おこらせたり、泣かせたりするよるよりも、
相手を笑顔にすることをまず考えましょう。
どんな時でも最後は笑わせた人が勝つんだよ。」
●置き手紙は、人を思い、行動したから書けるもの。
●信頼がなければパスはこない
だれかのために働くことが少ないと、信頼って得られないものなんです。
パスを回してほしければ、技術をみがくだけでなく、
チーム員からの信頼も得ること。
「あいつならやってくれる」とみんなが思う人間力をつけましょう。
今日、一つでもいい。
だれかのために何かをやってみましょう。
見ている人がいなくてもやってみる。
その小さな積み重ねがあなたの「信頼」をつくるのです。
●生き物が死んで体は透明になっても、ずっと心で生き続けます。
あなたの強い味方になってくれます。
だから、ちゃんと世話をしましょう。
●O・ヘンリー『最後のひと葉』
●かめよ、かめよ、食べものを
黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん』の中の言葉。
大きくなれば好ききらいが治る人もいます。
でも、今、好ききらいをなくすには、
「かむ」ことに集中するのが一番です。
どんなものが口に入っているかを考えない。
食べ物が小さくなるまでかむ。そしてのみこむ。
終わったら、「よくやった!」と自分をほめましょう。
まずは自分の好きなものから始めましょう。
●おそろしいのは嫉妬です。そいつは緑色の目をした怪獣です。
イギリスの劇作家 シェークスピア『オセロー』の中の一節です。
でもよく考えてみると、嫉妬はむだなエネルギーなんだよね。
どんなにがんばったところで、
うらやんでいる相手に自分が代われるわけがない。
結局、嫉妬は、自分自身が「ああでもない、こうでもない」
と考えて作り出した妄想のおばけ。
だから、嫉妬心がわいてきたら「あぁ、また怪獣がさわいでるな」
とすずしい顔をしていればいい。
自分で妄想しなければ、嫉妬の怪獣は育ちません。
●ささいな偶然が人生を変える。
アメリカの経済学者 ロバート・H・フランクの言葉。
あなたの周りにも偶然はたくさんあるはずです。
それをその場限りに終わらせず、ねばり強くほり下げる。
そうすれば、偶然の下に眠る成功の鍵を見つけることができるのです。
●さまざまのこと思ひ出す(おもいだす)桜かな。
俳人 松尾芭蕉が伊賀(三重県伊賀市)でよんだ俳句です。
さまざまな桜を思い出しながら、今年の桜をながめる。
そして、「来年も美しい桜を見たい」と願うと、生きる意欲がわいてくる。
これを覚えていてください。