210118 竹内 龍人 / 『進化する勉強法』2 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★竹内 龍人 / 『進化する勉強法:漢字学習から算数、英語、プログラミングまで』
●集中学習
十分に理解できたすぐあとに、同じか、
あるいはよく似た課題の学習を続けて行うこと。
(実験結果)
集中学習は、すぐに復習すると勉強しすぎたことになり、
結果として効果がなくなってしまう。
(実験結果)忘れる速度が速い。
●分散学習
時間をあけて学習すること。その効果を「分散効果」。
●徐々に間隔を延ばす復習方法よりも、
均等な間隔で復習する方が、長い間覚えていられる。
●よくわかっていないと感じられる内容の集中学習をまず行い、
そしてそのあとに、すでによく理解している内容や
集中学習が終了した内容の分散学習を行うのがよい。
●必ずしも分散学習の効果が表れるとはかぎらず、
復習方法は自分で選ぶのがよい。
●分散効果の法則をあてはめると、暗記カードの枚数は多いほうがよい。
なぜならば、あるカードに出会う間隔が長くなるから。
●テスト効果
テストを受けるだけで学習効果が上がる。
●(同じテーマの)テストは、最後にまとめて答え合わせをするといい。
1問終わるたびに答え合わせするよりも。
分散学習と同じ効果が得られるため。
●復習として、
教科書や参考書を読むだけではほとんど記憶に残らない。
テストを利用して自分で思い出す努力をする方法こそが、
効率的かつ効果的な方法なのです。
●覚えることと思い出すことは、脳にとって別のこと。
●テスト効果は「心の中で思い出す」だけでも大丈夫。
●バラバラの法則 実験例
決まった順番ではなく、ランダムに次々と練習した方が、
より速く正確にピアノを弾けるようになった。
●分散効果をより効かせるためには、たとえ不安があったとしても、
どんどん違うタイプの問題にチャレンジした方がよいのです。
●手を動かすとよく記憶できる。
脳には「手の動き」に関する記憶が備わっており、
その記憶がしっかりしていれば、読む能力も向上する。
理科や算数(数学)の場合、
教科書や参考書に出ている図やイラストを自分で描き写すだけで、
それに関する記憶や理解が深まることがわかっています。
●書く能力が高まると、別の能力、例えば読む能力も同時に高まる。
●ノートは、板書を丸写しするだけでは不十分。
自分で調べたことを書き足したり、自分の言葉でまとめてみたりする。
書いたノートを読むだけでは不十分。
そのノートをさらに書き写したり、
部分的に隠して思い出せるかをテストしてみたりする。
●算数全般の成績がよい人は、数の大小がより正確に速くわかる。
算数(数学)の成績がよい人は、分数を含めた数の大小の問題を
イメージ、つまり見た目だけを使って解くことも得意である。
●系列位置効果
最初の方に出てきた単語とあとの方に出てきた単語がよく覚えられる。
一方、真ん中あたりの単語はほとんど覚えていません。
「最初」と「最近」に学習した事柄がよく覚えられている。
項目をもらさず記憶したい場合は、
毎回同じ順番で学習するのではなくて、順番を変えていけばいい。
#読書 #子育て #自己啓発